モンキーポッドの振り子時計１

この木なんの木、気になる木･･･」という某電機メーカーのCMでおなじみの木、モンキーポッドの無垢材を振り子時計にしました。モンキーポッドはマメ科の木でその実を猿が好んで食べることから名がついたようです。大きいものでは枝張りが60m近くにまでなるなど、非常に雄大で大きな木ですので、その天に広く広がるイメージを取り入れたデザインにしました。また、流れるような木目は振り子とつながり、振り子との一体感があります。

時刻目盛りはナンヨウスギ科のアガチスを数字に切り出し、分目盛りは茶系のスワロフスキーを使用して、5分おきにやや大きめの少し明るい色のものを使用して視認性を高めています。また、ベースのモンキーポッドの木目が明るい色から濃い色までと変化に富んでいるため、長針と短針は見やすい白い針を採用しました。非常に話題性のある木ですので、来客を迎えるリビングに設置したり、また、新築のお祝いとしてプレゼントに利用されてはいかがでしょうか。

仕上げには蜜蝋クリームを塗って仕上げており、壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。ムーブメントは、クオーツ時計のステップで、振り子と電池をセットして、後ろの針回しで時刻合わせをするだけで時を刻み始めます（尚、振り子は疑似振り子です）。