三日月と一番星（檜）１

天然檜の三日月に木曽檜の一番星が輝く木（国産材）の掛け時計です。産地の違う檜の組み合わせは上品で情緒あふれる時計になりました。
三日月は、関東最強パワースポットで有名な三峯神社のある秩父で切り出された希少な天然檜を切り出したものです。薄いピンクがかった木肌の三日月は、美しい夕焼けを思わせる風情を楽しめる木の時計となりました。
時計部分は、美しい細かい木目と香りが豊かな木曽檜の無垢材を星の形に切り出して、一番星の時計にしました。木曽檜とは檜の中でも樹齢１５０年以上の天然檜の呼び名です。木曽檜は厳しい自然環境で成長するため、木目が細かくなり、弾力性の高い木となり、ゆがみや縮みが少ないため寺社などの建材として重用されています。そんな木曽檜の中でも北風から森林を守るように立っていて、美しい細かい木目と香りが豊かな木曽檜をこの時計に使用しました。
時刻の数字には、山桜からひとつずつ切り出した数字を使用しています。そして、その立体的な陰影で視認性が大変よくなっています。分・秒目盛りは星の輝きをイメージしてスワロフスキーを用いています。全体の色のバランスからローズ色とし、時間が読みやすいように５分毎に少し大きめの茶色のものにしました。
仕上げには、天然檜、木曽檜そのものの風合いや檜の香りを損なわないよう、蜜蝋クリームを使用しています。
ムーブメントは、電波時計を使用し、電池をセットするだけで、すぐに使えるようになっています。また、可能な限り無垢板の中に埋め込み、壁に取り付けたときのでっぱりを少なくするようになっています。壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。