銘木の木目を活かすデザイン
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春は「桜」、夏は「ひまわり」、秋は「紅葉」、冬は「雪」をモチーフとした4つの振り子で季節ごとに振り子を変えて四季を楽しめる直径35cmの天然檜の振り子時計です。
時計のベースは、飯能の「西川材」の一枚板を使った天然檜です。「西川材」とは、江戸時代、木材を筏により江戸へ流送していたので、「江戸の西の方の川から来る材」という意味から、「西川材」と呼ばれるようになりました。そして、西川林業の特徴として「立て木」という制度で100~200年の樹齢の木が残っており、このため優良木材として重用されています。
春を表現した桜の花はペアウッドから切り出して制作しています。ペアウッドはヨーロッパ全体に分布しており、辺材は淡黄色~帯赤黄色で、心材は淡褐色~帯桃淡褐色です。主に装飾部分の材料、家具、リコーダーやバイオリンなどの楽器などの材料として用いられます。
夏を代表するひまわりはイエローウッドというブラジルの特にアマゾン川の下流域に分布しており、美しい黄色の表面が特徴的なミカン科の木材で製作しました。中心部はウエンジの木を使用しています。
秋を感じさせる振り子は紫色の美しいパープルハートで紅葉を切り出しました。パープルハートは、中米から南米北部に生育するマメ科の木で、まるで染色したような紫色ですが、木本来の色で、紫外線に当たるとより深みを増した色になります。内装材、家具、化粧単板、彫刻など、主にその紫色の美しい色調を活かした個所で使用されています。
冬の振り子として白い木肌が美しいハードメープルを雪の結晶に切り出しました。ハードメープルは、砂糖楓ともいわれ、家具や床材として使用されますが、衝撃性に強いのでボーリングのレーンやピンの素材としても使われます。また、楓は「木の真珠」と讃えられるほど上品で、木理は美しく肌目も緻密で絹糸状の光沢があります。
時刻目盛りは高級家具や、彫刻の材料として主に使用され、木造の帆船の建造や船室の内装などにも利用されてきたマホガニーを数字に切り出し、分目盛には、大切な人との絆を深めるガーネットを使用して、5分おきにやや大きめのものを使用して視認性を高めています。仕上げには蜜蝋クリームを塗って仕上げています。
ムーブメントには、ご希望の電波時計(ステップタイプ)にいたしました。
商品名 | 四季を楽しむ檜の振り子時計6 |
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価 格 | 販売済 |
サイズ | H482×W352×D53 mm |
材 質 | 檜、ペアウッド、イエローハート、ウエンジ、パープルハート、ハードメイプル、マホガニー |
重 量 | 1,000g(電池含まず) |
種 類 | 電波時計(ステップ) |
付属品 | 単三アルカリ乾電池、取り付けフック |
備 考 | 蜜蝋クリーム仕上げ。天然木を使用しているので、色調の経年変化が発生します。また、無垢材なので、環境(空気の温湿度)の影響を受けて、ワレ、ヒビ、ソリが発生することがあります。 |
この商品は販売済です。お求めいただく場合は、お問い合わせ窓口よりご相談ください。