銘木の木目を活かすデザイン
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時計の真ん中ににハワイ諸島とハイビスカスの花を配したハワイの掛け時計です。時計のベースは、CMにある「この木なんの木、気になる木・・・」というテーマソングで映し出されるハワイ州のオワフ島にある「モアナルア・ガーデンパーク」にある木と同じモンキーポットです。モンキーポットは、アメリカ合衆国、ハワイをはじめ、中南米の国々、西インド諸島や東南アジアなど、太平洋に接した地域に広く分布しているマメ科の広葉樹で、大木になりやすい樹種の為、幅の広い木材が取りやすい事から主に家具材として利用され、内装材や彫刻の材料としても使用されますが、日本では入荷量の少ない木材です。
ハワイ諸島は、緑豊かな自然が溢れる島々を表現するため、緑色のパロサントという木で作成しました。パロサント(Palo santo)というのは、スペイン語で「聖なる木」を意味する、世界で一番鮮やかな緑色をした木です。ハマビシ科で南米を原産としますが、全く別の、カンラン科の木にもパロサントと呼ばれるものがあって、こちらは木材としてよりは香木として扱われています。日の光に充てると鮮やかな緑色になり、長期間、光に当たらないようにしていると、また緑味が弱くなる特徴があります。美しい木目とよい芳香を生かし、高級用品に用いられます。数珠、容器、花瓶、ステッキなどにも使用されます。 また、ハワイ諸島は限られた時計のスペースの中にできるだけ大きく、ハワイ諸島の隣の島との関係性を壊さないように配置しました。
ハイビスカスは、ハワイアンコアとペアウッドで左右の中心に配置しました。ハワイアンコアは、マメ科の広葉樹で、ハワイ諸島の原生樹種。 材面は、薄褐色から赤褐色で、金色の光沢があり、不規則な縞や杢が現れることがあります。また、優れた共鳴性を持っているので昔からウクレレの材料などに使われてきました。現在は自然保護のため伐採量に制限があり、希少になってきています。
時刻数字には明朝体に近い字体を「ハードメープル」で切り出しているので、時間が大変見やすくなっています。
ムーブメントには、電波時計を使用し、電池をセットするだけで、すぐに使えるようになっています。ムーブメントのまわりに隙間があるのは、将来のムーブメント交換の際にどのようなものとでも交換できるようにとの配慮から大きめに加工しています。壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。
商品名 | ハワイの掛け時計1 |
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価 格 | 販売済 |
サイズ | H336×W336×D45 mm |
材 質 | モンキーポッド、パロサント、ハワイアンコア、ペアウッド、ハードメープル |
重 量 | 870g(電池含まず) |
種 類 | 電波時計(ステップ) |
付属品 | 単三アルカリ乾電池、取り付けフック |
備 考 | 蜜蝋クリーム仕上げ。天然木を使用しているので、色調の経年変化が発生します。また、無垢材なので、環境(空気の温湿度)の影響を受けて、ワレ、ヒビ、ソリが発生することがあります。 |
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