十二支のいる時計１９

子供たちにもわかりやすい可愛い十二支がいる銀杏の掛け時計です。
時計のベースは、本格的な木の時計として永く使えるように銀杏の無垢板を使用しています。銀杏は黄葉した葉が大変美しい事から、木材としての用途よりも観賞用としての需要の方が多い樹木ですが、碁盤､将棋盤のほか､算盤珠､まな板などの器具材､印判、版木、木魚などの彫刻材、天井板などの建築材、漆器木地などに広く使われています。柔らかい印象の温かみを感じられるクリーム色の木肌が特徴的です。そんな温かみを感じられる銀杏の一枚板から丸く切り出した銀杏の中心部を少し彫り込んで時刻の数字を配置し、その外側の周囲に十二支を配しました。数字と十二支の間にグリーン系のスワロフスキーを時分目盛りとして配置しました。スワロフスキーは、5分おきにやや大きく薄い色合いにして時刻を読み取りやすくしてあります。針は、小さなお子様にも説明しやすい赤、青、黄の３色としました。
時刻の数字には、山桜からひとつずつ切り出した数字を使っているので、数字に陰影がついて、時間が大変見やすくなっています。十二支は、シナ材にペイント・レーザー刻印したうえでそれぞれの形に切り出し、シルク印刷するなどしてひとつひとつ丁寧に仕上げました。
時計のベースの銀杏は木の色合いを損なわないよう、蜜蝋クリームを塗って仕上げてあります。
ムーブメントには、セイコークロック株式会社製のものを使用しているので、安心してお使いいただけます。そして、カチコチ音のしない滑らかな動作のクオーツ時計（スイープ）なので、静かにご利用いただけます。また、可能な限り無垢板の中に埋め込み、壁に取り付けたときのでっぱりを少なくするようになっています。壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。