銘木の木目を活かすデザイン
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屋久杉とは、屋久島に自生する樹齢1000年以上の杉の木のことです。したがって、木目も1000年分以上あり、一般の杉材より、その表情が豊かになり、個性的になります。
その屋久杉を四角いベースの時計本体とし、シャープな掘り込みと中心部のラウンドした彫り込みで、その千年の木目をより深く観賞できるようにしました。これによって、朝の横から差す光から月夜の薄明りまでの日々光の変化から季節の光の変化を感じられる陰影を屋久杉の無垢材からつくり出し、木目の見え方だけでなく、時計の印象も時の移ろいの中で楽しめる時計となりました。
時刻目盛りは四角いベースの内側に丸い掘り込みを斜めに彫り込んだ面に5分おきに5mm、それ以外は3mmのシックな黒のスワロフスキーを配しています。時刻の数字には正倉院の宝物にも見られるほど古来より珍重されている黒檀を切り出して時刻を見やすくしています。屋久杉の豊かな香りを損なわず、陰影の中で木目が際立つよう光沢を抑えた仕上げにするために蜜蝋クリームで仕上げました。
ムーブメントは、電波時計を使用し、電池をセットするだけで、すぐに使えるようになっています。また、可能な限り無垢板の中に埋め込み、壁に取り付けたときのでっぱりを少なくするようになっています。壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。取り付け金具がセンターにないのは、木の密度の違いで生まれた左右の重さの違いを調整して、時計を壁に掛けたときに傾かないようにするためです。
商品名 | 屋久杉の掛け時計R2 |
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価 格 | 販売済 |
サイズ | H305×W305×D45 mm |
材 質 | 屋久杉、黒檀 |
重 量 | 1,190g(電池含まず) |
種 類 | 電波時計(スイープ) |
付属品 | 単三アルカリ乾電池、取り付けフック |
備 考 | 蜜蝋クリーム仕上げ。天然木を使用しているので、色調の経年変化が発生します。また、無垢材なので、環境(空気の温湿度)の影響を受けて、ワレ、ヒビ、ソリが発生することがあります。 |
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