屋久杉の木目を堪能できる新築記念の掛け時計

屋久杉とは、屋久島に自生する樹齢1000年以上の杉の木のことです。従って、木目も1000年分以上あり、一般の杉材より、その表情が豊かになり、個性的になります。高級材として家具、建具のほか建築の天井板、欄間、工芸品などに使われています。 その屋久杉を35cmの丸形に切り出したベースの目盛りの内側をラウンドさせてドーナッツ状に彫り込み、1000年の時が生み出した屋久杉独特の木目が堪能できる新築記念の掛け時計です。
時刻の数字には日本の温帯林を代表する樹木で、北海道南部、本州、四国、九州に広く分布しており、家具材や木製の玩具などに利用されているブナから一つずつ切り出しました。時刻の数字はゴシック調の字体で視認性に優れています。分・秒目盛りは檜の丸棒を埋め込み５分おきにわずかに太くして、時刻を読み取りやすくしています。針はクラシカルなデザインで金色塗装で仕上げました。
屋久杉そのものの風合いを損なわないように仕上げに蜜蝋クリームを使用しています。そのため、屋久杉固有の香りも身近に感じることができます。
背面には、ご希望のメッセージプレートを設置しました。
ムーブメントには、カチコチ音のしない滑らかな動作の電波時計（スイープ）なので、寝室の時計にもご利用いただけます。また、可能な限り無垢板の中に埋め込み、壁に取り付けたときのでっぱりを少なくするようになっています。壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。