木婚式の記念の掛け時計

天然檜の無垢板を丸く切り出し、中を丸く彫り込み、表面にアクリルカバーを設置した木婚式の記念の掛け時計です。檜は福島県以南から九州にかけて生育し、寺社建築をはじめ高級建築材として使われるほか、耐湿・耐水性が良くお風呂などにも利用されてきた日本人としてなじみの深い木です。
時計の表面は、アクリルにてカバーしています。アクリルの押さえは、六角穴のビスで止めてそのビスの内側にクリスタルのスワロフスキーを入れています。
時刻の数字はおしゃれな明朝体調の数字で山桜の木からひとつずつ切り出しましたので、立体的な陰影で視認性が大変よくなっています。分目盛りはブラウン系のスワロフスキーとし、５分おきにやや大きくして時刻を読みやすいようにしました。お二人の誕生月の5時はエメラルド色、9時はサファイヤ色にしました。針は先が丸くなったストレートデザインの黒い針です。
ご依頼のメッセージプレートは、ハードメープルにレーザー刻印してあります。
ムーブメントは、カチコチ音のしないスイープ秒針の電波時計を使用していますので、静かにご利用いただけます。壁へのあたり部分は、壁を保護するようにフェルト仕上げになっています。